あなたの職場にもいませんか??
理不尽、パワハラ傾向の先輩。。
こんな人と毎日顔を合わさなければいけない、最悪の場合一緒の仕事をしなければならないなんてこともよくあると思います。
でも仕事だから歯を食いしばってでも会社にいかなきゃいけない。。
そんな憂鬱な月曜日を毎週迎えているあなたに、理不尽極まりないパワハラ先輩社員から解放されるために私が実際にとった行動について、そしてその結果どうなったかについてお伝えしたいと思います。
目次
1.パワハラ先輩社員はどんな人物だったか
まず、私が出会ってしまった理不尽極まりないパワハラ先輩社員がどんな人物だったかのついて特徴を列記していきたいと思います。
私はこんな先輩社員との共同遂行案件を任せられ、心を疲弊させる毎日を送る羽目になりました。。
- 自分に自信があり過ぎる
- 意見を聞かず、全て自分の言う通りにさせる。
- 間違いを認めない。
- 相手を取り込みたいので最初は優しいが、自分の思い通りに動かないと態度が豹変
- 「お前の為」が口癖だが、本当は「自分の為」
- 飲みに行くと「上司、同僚の悪口」、「自分の自慢」ばかり。。
- それなのに、いざ上司の前だとネコをかぶる。
- 自分の得意分野の仕事しかしない(というか得意分野以外の知識が乏しく、得意分野しか出来ない)
- 自分は特別と思っているので、給料に不満がある(自分は会社に頼まれて入社したといっていた)
- 本人曰く昔ヤンチャしてたらしい
- 飲み会で気持ち悪いくらい気が利く、後輩の結婚式で年甲斐もなく張り切って盛り上げようとする(どちらも上司へのアピール)
- 時には取引先社員に対しても、罵倒してしまうので、取引を断られそうになる
2.私がパワハラ先輩社員から受けたハラスメントについて
私がパワハラを受けた当時、私は32歳、パワハラ先輩は50歳くらいでした。
共同遂行案件と言っても後輩である私が教えを乞う立場であり、そのパワーバランスと上記の年齢差から理不尽な言動をされてもとても言い返せる状況ではありませんでした。。
私がパワハラ先輩から受けたハラスメント内容を下記に列記します。
- 日頃から、自分の思い通りに動かないと激しく罵倒される。
- 取引先社員が見ている前で30分ほど滾々と説教された。
- マンツーマンでの残業中、私が作っている見積に必要以上の添削をし、少しでも自分の意向と違う箇所を見つけたらその時点でやり直させ、修正後に他の気に入らない箇所が見つかると「早く直せ!」と罵倒してまた修正させられる。これの繰り返しで一人で作れば簡単に完成したはずの見積を日付が変わるまで修正させられ続けた。
- 言う事がコロコロ変わる。翌日には「俺はそんな事言ってない」とかは日常茶飯事。
- 私の家族の安全を脅かす発言をされた(ここまで来ると異常です)
3.パワハラ先輩社員から解放されるために私が実際に取った対処法
このパワハラ先輩と一緒に仕事をし出して3ヶ月ほどが経ったある日、私は先輩から受けた悪行の数々を当時の取締役に全て話し、「これ以上一緒に仕事するのは勿論の事、同じ職場にいたくない」旨を伝えました。
「先輩を異動させるのが無理なら私を異動させて欲しい」とまで言いました。
結果として、現状では二人とも異動はさせられないので、「仕事での関わりが無くなるようにする」というのが会社の対応でした。
多少不本意ではありましたが、すぐ対処してくれたこともあり、受け入れる事にしました。
その後は必要最低限の会話はせざるを得ない場面はありましたが、基本的には平穏が戻り、私のメンタルヘルスは改善していき、現在も会社に残り、管理職一歩手前のところのポジションまでたどり着き、日々頑張ることが出来ています。
私の話を真摯に聞いてくれ、すぐに適切な対処を会社に進言してくれた当時の取締役には本当に感謝しています。
4.パワハラ先輩はその後どうなったか
パワハラ先輩は懲りない性格なのか、私が告発してからしばらくはおとなしかったのですが、別の後輩社員数名にまたもやパワハラ行為を繰り返してしまい、二度目の告発をされ、とうとう異動になってしましいます。
営業部から管理部門に異動になったパワハラ先輩は管理業務の経験や知識などありませんので、居場所が無かった様で異動から約3ヶ月後、自主退職しました。
人はなかなか変わらないものだという事を痛感させられた出来事でしたし、自分はパワハラ先輩を半面教師にして、適切な後輩指導を行っていく事を心に誓った出来事でもありました。
5.パワハラへの対処に際しての注意点
パワハラへの対処法はいくつかあるかもしれませんが、私が取った相手より目上の人物に助けを求めるという方法は直接対決を避ける事が出来、精神衛生的にも良さそうに聞こえるかもしれませんが、リスクも大きいです。
失敗した時には「こいつはすぐに被害者ぶる面倒な奴だ」などのレッテルを張られ、会社にいづらくなる事が考えられます。
私は取締役に助けを求めたときは退職も覚悟していましたし、その旨を事前に妻に伝え了解をもらっていました。私の背中を押してくれた妻にも感謝しています。
「助けを求める相手が親身になって話を聞いてくれる人物なのか」をよく見極めてから相談しましょう。
6.その他の対処法について考えてみた
当時の私は連日のパワハラで憔悴し切っており、直接対決出来る状態ではなかったため、パワハラ先輩より目上の人物に相談しましたが、その他の方法としてある日突然ブチ切れてやってもよかったと思っています。
当時、取締役から相談内容を聞いた社長からは「それパワハラですよ!!」くらい言ってやってもいいんだぞ!!と言われました。
相手が先輩だろうが「おかしな事には毅然とした態度を示せば相手も怯む」という事です。
パワハラ先輩については虚勢を張っているだけで実はすごく小心者なのではとも感じていたので、私があの時ガツンと言っていれば取締役に相談するより効き目があったかもしれません。
現在も当時の仕打ちを思い出すと腹が立ちますし、一言ガツンと言ってやればよかったと後悔するときもあります。結果としては満足のいく対応を会社が取ってくれたので、良かったのですが。
7.まとめ
パワハラ先輩は世の中にたくさんいると思いますし、苦しめられている人も多いと思います。
「現在の状況が辛くてたまらない」という方は自分の未来のために行動を起こされる事をおすすめします。
少なくとも相手の目上の人物に相談する事は効果がある事がわかりましたので、現状を変えたいという方は勇気をもって相談されてはいかがでしょうか?